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Instagramで集客率アップを狙う!

2019.06.11

コラム

Instagramで集客率アップを狙う!

Instagram使ってる?
「インスタ映え」をよく耳にしてからどのくらい経つのでしょうか。若い世代は様々なSNSツールを使いこなしていますが、今やInstagramは世代関係なしに利用している人は多いかと思います。

そんな世代は関係なく利用され、ぐんぐんとアクティブユーザー数を伸ばしているInstagramですが、ビジネスとして活用している企業が増えてきていることをご存じですか?

現在、Instagramにはビジネスプロフィールという機能があります。このビジネスプロフィールを活用した企業が増えてきているのです。

ビジネスプロフィールとは?
Instagramのビジネスプロフィールは、アカウント情報が表示されるページに、その企業やお店へ連絡が取れる機能や、位置情報を付けることができる機能です。連絡先として設定できるのは、電話・メール・位置情報の3つです。

ユーザーと企業やお店をスムーズに繋いでくれるのが、Instagramのビジネスプロフィールです。

早速ビジネスプロフィールを設定してみよう!
では、「自社でもInstagramのビジネスプロフィールに取り組みたい!」と考え始めた方に向けて、ビジネスプロフィールの設定手順をお伝えします。

手順は下記の通りです。

1.設定画面を開く
2.アカウント情報を開く
3.「ビジネスプロフィールに切り替える」のクリックする
4.連携するFacebookのページを選択(連携しない場合はスキップ)
4.カテゴリを選択
5.ビジネスメールアドレスや電話番号などの連絡先を設定
6.完了

ポイントとしては、連絡先を設定すると、アカウントのフィードページに「連絡先」ボタンが追加され、利用者が問い合わせをしやすくなるので、必ず設定するようにしましょう!

Instagramインサイトの活用
Instagramインサイトという機能では、「アクティビティ」「コンテンツ」「オーディエンス」の3つのデータが表示されます。

「アクティビティ」は、インタラクション数やプロフィールへのアクセス数などの数値が確認できます。

「コンテンツ」は、各投稿やストーリー、広告に関する数値を細かく確認できます。

「オーディエンス」は、フォロワーの属性や、アクティブ時間などを確認できます。

投稿を広告化しよう
過去の投稿を広告化することができます。ユーザーに行ってほしいアクションを選べ、予算や期間を設定することができます。

手順は次の通りです。

1.広告にしたい投稿の画面を開く
2.「広告を作成」をクリック
3.目的を選択
4.ターゲットオーディエンスを選択
5.予算と掲載期間を設定
6.設定内容を確認して問題がなければ「広告の作成」をクリック
7.完了

ビジネスプロフィールの注意点
魅力的なInstagramのビジネスプロフィールですが、注意したい点がいくつかあります。

・新しくアカウントを作成する必要はない
・ビジネスプロフィールで連絡先を設定しても、PCから連絡先ボタンは表示されない
・個人用アカウントとビジネスプロフィールに切り替えはいつでも可能だが、ビジネスプロフィールに切り替えるたびに、同じ設定をし直す必要がある。
・インサイト情報は、個人用アカウントに切り替えた時点でリセットされる

以上のことを踏まえて、ビジネスプロフィールを運用しましょう。

活用企業の紹介1-ぐるなび-
Instagramを活用して成功した企業をいくつかご紹介します!

株式会社ぐるなびは、2018年10月にInstagramとレストラン予約機能で連携すことを発表しました。

このことによりビジネスプロフィールに、「席を予約する」ボタンを追加することが可能となります。このボタンが追加されることで、利用者はお店を探す→見つける→予約するまでのアクションの流れを1つのアプリで完了することができるようになりました。

利用者への利便性だけではなく、ビジネスプロフィールを利用している飲食店は、効率よく集客効果を得られることになります。

活用企業の紹介2-積水ハウス-
不動産業界でも活用している企業があります。

積水ハウスは、ハウスメーカーであるため、自社で建てた物件の内装や、住んだときのイメージを持てるような画像が多く掲載されています。

成功事例の紹介1-楽天-
楽天では、15〜25歳の学生に向けた「楽天学割」というサービスがあります。楽天は、Instagramのストーリーズ広告を利用して、「楽天学割」の新規会員獲得を狙いました。

ストーリーズ広告とフィード広告という2つの機能で、ユーザーの目に触れる機会を最大化されるようなアプローチを行いました。さらに、年齢×興味関心のターゲティング、そして既存会員には配信しないように取り組むことで、無駄なく集客効果を狙っています。

その結果、当時の前月比で、新規会員獲得増加率は338%、56%のクリック単価削減を実現できました。

成功事例の紹介2-FRECIOUS-
2つめの成功事例はFRECIOUSです。

FRECIOUSとは、富士山の銘水株式会社が運営している、天然水をウォーターサーバーとして自宅に届けてくれるサービスです。

FRECIOUSが取り組んだ施策は、Instagramの動画広告です。既存ユーザーがFRECIOUSのウォーターサーバーを家庭に設置した写真をInstagramに投稿しているのを、広告の素材として活用しました。

企業が出す広告より、実際に活用している既存ユーザーが投稿している写真の方が、新規ユーザーにとってはリアルにイメージしやすいのではないかと考えたのです。FRECIOUSは、こういった写真をつなぎ合わせて動画を作成し、広告として利用しました。

従来のバナー広告から動画広告と変えたこと、InstagramやFacebookに設置することで、申し込み完了数が2倍、申し込み完了CPAが41%減減、ターゲット層へのリーチが1.2倍という結果が得られました。

まとめ
このように、Instagramを広告の場として活用して成功を抑えている企業は多くあります。Instagramはすでに決して若い世代だけが利用するツールではありません。マーケティングツールとして大いに効果を期待できるSNSに成長しています。

しかし、Instagramは解決ツールとして様々な機能を持っていますが、PCではなくスマートフォンでの運用に向いた仕様となっているので、運用を考える際にはその点も含めて注意が必要です。今後、ユーザーが情報を得る手段が多様化している中、何が一番自社にとって効率がよいツールなのかを見極めるが必要がありますね。

検討した結果、Instagramの活用が有効であるならば、是非Instagramで自社をたくさんの人にアピールしましょう!そして、たくさんの人に自社について知ってもらい、アクションを起こしもらいましょう!

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