ストーリーズでの広告の出し方とは?メリットデメリットを紹介|Instagramを活用したプロモーション関連のシンクタンク Instagram総研

TOP  コラム  ストーリーズでの広告の出し方とは?メリットデメリットを紹介

ストーリーズでの広告の出し方とは?メリットデメリットを紹介

2019.04.04

コラム

ストーリーズでの広告の出し方とは?メリットデメリットを紹介

そもそもインスタグラムのストーリーズ(Stories) とは?
ストーリーズやストーリーと呼ばれるインスタグラム投稿が、話題を集めることが多くなってきました。インスタグラムのストーリーズ(Stories)は、「投稿が24時間後に自動的に消去される」という特徴があります。

自分で消すことをしなくても、24時間で自動的に投稿ごと消えます。そのため、残したくない投稿や一時的な伝達用投稿として、さまざまな使われ方をしています。

スマートフォンでしか使えませんので、スマートフォンユーザーのみしか閲覧しない、投稿しない、のも大きな特徴です。

また、ストーリーズには、ユーザーの質問を募集することができる機能もあります。スタンプから「質問」を選んで、テキストで質問を入力すると、投稿に質問が表示されます。ユーザーが質問に答えてくれれば、回答が届きます。

ユーザーとのコミュニケーションツールのようにも使える、面白いツールです。ストーリーズにも広告を出すことができますので、その特徴をご紹介します。

どんな広告を出せるのか
ストーリーズの広告は、インスタグラムの投稿表示の上部にある、フォローしている投稿の間に広告が表示されます。広告は投稿とは異なり、24時間で消えることはありません。

広告のアイコンをタップすると、広告画像や動画が表示されます。以前は、ストーリーズに投稿できるサイズは、縦長サイズのみでしたが、横長サイズや正方形も投稿ができるようになりました。

全画面での広告が、希求力は高いと言われていますが、サイズの展開が増えたことで、広告のバリエーションも多彩になっていくことでしょう。
ストーリーズを使用した広告の出し方
広告は、広告マネージャーで設定します。掲載期間も自分で決めることができます。画面の説明に従いながら、広告の目的や配置を決めていきます。

ファイルタイプや最大ファイルサイズは、動画や写真ごとに決められています。決められたデザイン要件を確認して、条件に合う画像や動画を使用してください。

広告の背景グラデーションは、合うものが自動生成されます。また、「詳しくはこちら」などのリンクを挿入して、自社サイトURL や商品紹介サイトURL などに誘導することもできます。
ストーリーズ広告のメリットは何か?
全画面を使うことができるため、インパクトが強い広告が配信できる、というのがストーリーズ広告のメリットです。成功事例としては、オーストラリアのカンタス航空の例があります。

カンタス航空は認知度を上げるために、スマートフォン利用率が高い若い世代に向けて、ストーリーズに広告を配信しました。迫力がある画像や動画をダイレクトに届けることができるため、印象にも残りやすく、広告は成功をおさめました。

旅行分野の広告では、写真や動画によって、驚きや感嘆という感情に訴える方法が有効です。ビジュアルが有効な分野には、ストーリーズに広告は効果を発揮できるツールです。

他にも、ターゲットを絞りやすいため、女性向けの化粧品の広告や男性向けゲーム広告なども、相性が良く広告効果が上がっています。
デメリットを理解して注意して使おう!
しかし、ストーリーズへの広告出稿にはデメリットもあります。デメリットを理解することで、広告の是非を判断して、賢く使っていきましょう。

デメリットとしては、そもそもインスタグラムのユーザーは、宣伝感が強い投稿などに対して、拒否感が強い傾向があります。個人の発信のためのツール、という印象が強いためかもしれません。

そのため、他の投稿に混ざっても、違和感を感じにくい広告作成が求められます。

また、ストーリーズはスマートフォンの利用者のみが、ターゲットになります。そのため、全ての年代や対象に向けた広告ではなく、ターゲットを絞りたい広告に向いています。

広告の目的やターゲット、ストーリーズの特色などを考え、効果的な広告出稿を検討しましょう。

(画像は写真ACより)

イベント・セミナー

研究員