インスタグラムショッピングとは?
インスタグラムショッピングとは、インスタグラムの利用者が気になる商品の写真をインスタグラム上でタップすることで、製品の詳細をチェックすることができる(ECサイトに誘導する)機能です。インスタグラムショッピングは、下記のような名前で呼ばれることもあります。
・インスタグラムショップ機能
・Instagramショッピング機能
・ShopNow
・ショップナウ
インスタグラム公式では、「Instagram ショッピング機能」と表示されています。マーケティング効果の高い「Instagramショッピング機能」ですが、誰でもショッピング機能をつけることができるわけではありません。インスタグラムから承認を受けたアカウントのみが、利用できる機能です。
インスタグラムから承認を受けショッピング機能を導入すると、投稿した画像にショッピングタグをつけることができるようになり、インスタグラムの利用者はワンタップで気になる商品の詳細をチェックできるという仕組みです。
画像:Pixabay
国内でショッピング機能を導入している企業とその活用事例とは?
現在では多くのブランドがインスタグラムのショッピング機能を取り入れていますが、下記の6ブランドは初期から取り入れており、実績をあげています。・BAYCREWS(ベイクルーズ)
・BOTANIST(ボタニスト)
・creema(クリーマ)
・Gilt JApan(ギルトジャパン)
・minne(ミンネ)
・ZOZOTOWN(ゾゾタウン)
各社ともブランドの世界観を表現しながら、詳細の商品情報を伝えることに成功。また、ECサイト流入率は他のソーシャルサイトよりも高いということです。
インスタグラムで見た素敵な商品を買いたいと思う人が多かったということですね。
Baseやカラーミーに誘導することもできる
インスタグラムショッピング機能を利用して、Baseなどにあるブランドページにインスタグラムユーザーを誘導することができます。下記の手順で設定をしましょう。
1. インスタグラムとFacebookのアカウントを作る。
2. インスタグラムアカウントをビジネスに切り替える。
3. Facebookで「ビジネスマネージャ」を設定する。
4. 「ビジネスマネージャ」にFacebookページを追加する。
5. Baseなどで商品情報のCSVファイルをダウンロードする。
6. Facebookの「ビジネスマネージャ」で「カタログ」を新規作成する。
7. 「カタログ」にCSVファイルをアップロードする。
インスタグラムの審査を通れば、投稿した画像にショッピングタグがつけられるようになります。
日本のインスタグラム利用者の状況とは?
世界中で人気のインスタグラムですが、日本での人気も年々高まっています。インスタグラム公式によると、下記のような調査結果が出ています。・5人に1人が朝起きてすぐ、インスタグラムのフィードやストーリーズをチェックしている。
・20%が毎日インスタグラムで検索機能を利用している。
・42%がインスタグラムの検索機能を利用したあと、アクションを起こしている。
・日本のユーザーはハッシュタグ(※)で検索する人が世界平均の3倍。
※ハッシュタグとは、投稿内に記載する「検索キーワード」のようなもの。「#」のあとに投稿に関するキーワードを記載することで、他のユーザーがそのキーワードで検索を行うことができるようになります。例えば、「#カフェ」「#インテリア」といった具合です。「#」をつけ忘れないようにしましょう。
日本人は、インスタグラムで何か良いものが発見できるという期待値が、他の世界の国々の人よりも高いようです。ユーザーも年々増えているので、今すぐに取り入れてマーケティングに活用してみましょう!