インスタグラムの企業アカウントを炎上させないためにできることとは?|Instagramを活用したプロモーション関連のシンクタンク Instagram総研

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インスタグラムの企業アカウントを炎上させないためにできることとは?

2019.04.03

コラム

インスタグラムの企業アカウントを炎上させないためにできることとは?

インスタグラムが炎上する理由とは?
インスタグラムやツイッターなどには炎上商法があり、わざと炎上させることで注目を集める人もいます。

しかし、一般的な企業のアカウントの場合、炎上は信用の低下につながります。できる限り避けたいものです。

まずはじめに、インスタグラムはどんな理由で炎上するのか、一例をみていきましょう。

個人情報や第三者が写っている写真は投稿することはNGですが、インスタグラムが気軽に画像を投稿できるため、深く考えずに画像を投稿してしまうSNS担当者もいます。

インスタグラムで個人情報を漏らしてしまうような企業であれば、実際のビジネスにおいても信用がないのでは?という疑いでクレームが起こり、それが炎上につながる可能性があります。

インスタグラムで炎上が起こると、インスタグラム上で拡散が行われますが、それはインスタグラム上だけにはとどまりません。

ツイッターやFacebookなど経由でもどんどん拡散され、さらに炎上します。



インスタグラムを炎上させないために気をつけること
インスタグラムで炎上を起こさないためにできることは、社内でSNSに関するガイドラインを作り、SNS担当者をはじめ、社員全員がSNSのルールを熟知することです。

個人のアカウントであっても、炎上が起こると勤務先などさまざまな情報を調べ上げられ、会社にも大きな影響があるからです。

社内で悪ふざけをした場面を撮影した投稿はもちろんのこと、プライベートでも不適切な投稿は避けるべきです。

頻繁にSNSの悪ふざけから大問題に発展したニュースを見かけますが、多くの場合は軽い気持ちで投稿しているので、当事者は大きな問題が起こるとは思っていなかったと思います。

事前にどのような深刻な状況になるのかという教育を受けていれば、起こらなかったことかもしれないのです。

インスタグラムが炎上してしまった場合の対応方法
インスタグラムはいつ炎上するか分かりません。そのため、炎上したときにすぐ対応できるようにフローを決めておくことが大切です。

例えば、下記のようなフローになります。

1. 社員が炎上を発見
2. 直属の上司に相談し、広報担当、SNS担当者に相談する
3. 法務部門に連絡する
4. 経営陣に連絡する
5. 会社としての方針を決定する(謝罪コメントや今後の運用など)
6. 全社に方針を通達する

上記のように、炎上が発生した場合に相談する部署や流れが決まっていると、素早く対応することができます。

さらに、それぞれの部署内でどのような対応を行うか詳細を決めておきます。

・炎上状況を調べる
・謝罪コメントを出す
・対応方針を決定する
・炎上が落ち着くまでリサーチを続ける
・解決した場合の報告
・最終的なお詫びコメントの発表
・改善案の提示
・クレームの問い合わせ先を作る

発見してもどこに相談して良いかも分からず、相談された側もどう動いて良いか分からないという状況では、解決までに長い時間がかかるからです。

アカウントの乗っ取りから炎上につながることも
インスタグラムの乗っ取りは一般人のアカウントだけでなく、企業のアカウントが狙われることもあります。

乗っ取られた場合、企業が意図しないことを次々と投稿され、炎上につながることがあります。

また、乗っ取りの対策を行っていないということで、信用が落ちることも考えられます。

乗っ取りを防ぐ1番有効な方法は、「パスワードを予測されにくいものにすること」です。

間違っても企業名+123などの単純なパスワードにしてはいけません。

アカウントの炎上や乗っ取りが行われる前に、できる対策は行なっておき、起こった場合の対処法やフローをしっかり決めておきましょう!


(画像はpixabayより)

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