インスタグラムを活用して会場型キャンペーンを成功させよう
最近ではインスタグラムのアプリも普及して、 企業や自治体などによる、インスタグラムを活用した、会場型のキャンペーンが増えてきています。キャンペーンの企画の際には、企画内容や集客数、キャンペーンの効果が気になりますね。しかし、インスタグラムの宣伝用ガイドラインの確認も忘れないで下さい。
事前にルールを確認しよう
インスタグラムキャンペーンを企画する際には、インスタグラムの規約を確認して、条件を守って開催することが必要になります。公式ルールとして、提供条件や応募条件を設けて、明記することが義務づけられています。企画前に確認しておきましょう。
それでは、インスタグラムを活用した成功事例には、どんなキャンペーンがあるのか、アパレル、食品、旅行分野からご紹介いたします。
アパレルの店頭キャンペーン!来店プレゼントの事例
アパレルのジーユー(GU)は、ファーストリテイリングの子会社です。ネット販売と店舗販売をしており、ジーユービックロ新宿東口店の店内で、インスタグラム投稿キャンペーンを開催しました。インスタグラムを使い、店舗来店者へちょっとしたプレゼントをするという企画です。来店してインスタグラムキャンペーンに応募した人には、その場でポラロイド写真がプレゼントされます。
参加するためには、まずジーユービックロ新宿東口店に来店して、店内に用意された撮影用のコーナーで、写真撮影をします。
インスタグラムのコメント欄を「フォトマップに追加」にしてから、「ジーユービックロ新宿東口店」を選んでタグ付けします。インスタグラム投稿を完了すると、応募をしたことになります。
これは新規の顧客に来店者を促すキャンペーンでもありますが、同時にジーユー(GU)のファンに対するファンサービスの意味もあります。
来店プレゼントにより、もともとファンであった人々にも、より愛着を深めることにもつながります。
食品業界の投稿者へのプレゼントキャンペーン事例
サントリーは、洋酒やビールなどのアルコール飲料と、ジュースやお茶などの清涼飲料水の製造・販売を行っています。サントリーは、日本各地に製造工場があり、工場見学ができるようになっています。工場では、製造工程が見学することができ、工場の見学後には試飲ができる工場もあります。2018年には、サントリーの工場を会場とした、工場見学の思い出写真のインスタグラム投稿キャンペーンがありました。
工場見学の思い出写真を投稿すると、グラスなどの景品が40名に当たるというキャンペーンです。参加方法は、サントリーの公式インスタグラムをフォローして、「#サントリーの工場見学」をつけて投稿するだけです。
参加方法が分かりやすく、撮影したくなるスポットが多くあるためか、多数の投稿がされています。撮影用の小物なども用意されていました、
これは工場見学のキャンペーンではありますが、サントリービールを楽しく飲む様子など、ビールやウイスキーの魅力が伝わる写真が多数投稿されています。
旅行に関するインスタグラムキャンペーン事例
2019の旅行に関するキャンペーンとしては、「宮城の女子旅 Instagram投稿コンテスト」があります。これは宮城県全域を会場に設定した、観光旅行推進のインスタグラムキャンペーンです。主催は、宮城県観光協会で、2018年10月から2019年3月末はキャンペーン第5弾になっています。テーマが設定されており、そのテーマに沿った写真を投稿すると、グランプリにはペア宿泊券、準グランプリは、カレー・スープセットがもらえます。
このキャンペーンは、年に数回のペースで行われています。公式のサイトでは過去のコンテストで選ばれた魅力的な写真も見ることができるため、一過性では終わらない効果が期待できます。
(画像は写真ACより)