インスタグラムの会場型キャンペーンで効果を出す方法
インスタグラムのキャンペーンは、これまでに多くの企業が開催しており、インスタグラムのユーザーにも知られるようになってきました。キャンペーンで成果を出す企業も増えてきました。しかし、会場型のインスタグラムキャンペーンの場合には、場所や期間が限定されるために、十分な参加者数が集まるかどうかというのが心配なところです。
そのため、ホームページでイベントページの作成をするなど、事前のイベント告知は欠かせません。開催期間も短期間ではなく、1ヶ月以上のキャンペーンが望ましいです。
また、インスタグラムのキャンペーンの場合には、写真投稿が拡散して他の投稿者を呼ぶことにつながります。キャンペーンの初日などに主催者側からも、呼び水になるような、キャンペーン告知の投稿をすると効果的です。
集客対策として、招待客やインフルエンサーなどの協力を仰ぐ方法もあります。
ハッシュタグ活用の応用
ハッシュタグ活用の応用例として、他の機能と組み合わせた活用例がありますので、ご紹介します。2018年に、愛知県岡崎市の「岡崎ハートマップキャンペーン」キャンペーンが、開催されました。このような、地域を丸ごと使った広域の会場型キャンペーンや、複数の会場を使うキャンペーンでは、撮影場所が分かりにくいという問題があります。
このキャンペーンでは、応募用のハッシュタグを付けて投稿すると、主催者公式サイトの地図上に、投稿マークが埋め込まれる仕組みになっていました。
広い会場ですが、地図とインスタグラム投稿を連動させることで、どこで撮影された写真かがすぐに分かる、という斬新なアイディアです。
会場型で用意すべきフォトスポットやインスタパネル
2017~2018年のインスタグラムのユーザーは、20~30代の女性が中心ですが、幅広い年代の男女も増えてきています。10代のユーザーはそれほど多くないため、フォトスポットやインスタパネルは、子供っぽくならないデザインにしましょう。
企業ブースでインスタパネルを撮影してもらい、マーケティングに活用する場合には、撮影してほしいことを分かりやすく、アピールすることも必要です。
パネルなどの前に立ち撮影するだけでは、面白みが足りず、撮影してほしいという気持ちも伝わりません。撮影用の小物を用意する、立体的な仕掛けにするなど工夫すると、面白さが増し、フォトジェニックさを感じる撮影スポットになります。
また、今までインスタグラムを使ったことがない人も、キャンペーンに参加される可能性はあります。インスタグラムアカウントの登録方法や、キャンペーン参加方法を説明したパネルなども用意しておきましょう。
会場のレイアウト方法のコツ
フォトスポットやパネルは、類似のものが続くと、写真撮影の意欲がわきません。面白系や綺麗なスポットなど、変化をつけたレイアウトにしましょう。また、せっかくフォトスポットやインスタパネルで写真を撮影してもらえても、インスタグラムに投稿されなければ意味がありません。
忘れずに投稿してもらえるようにするためには、撮影スポットの近くに座れる場所を用意すると、投稿率をアップさせることができます。
休憩をかねて座って休む間に、その場でインスタグラムに投稿してもらおう、という投稿率アップの仕掛けです。スタッフが近くにいる場合には、インスタグラムへの投稿を呼びかけてもらうと、さらに投稿率がアップします。
休憩場所を用意することには、他のメリットもあります。来場者がところどころで休憩することで、疲れることなく会場を回ってもらうことができます。来場者にとっても、主催者にとってもメリットの多い仕掛けです。
(画像は写真ACより)