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インフルエンサーって何者?どうやって起用するの?

2019.04.03

コラム

インフルエンサーって何者?どうやって起用するの?

インフルエンサーってなに?意味は?
インフルエンサーとは世の中の人々に対し、大きな影響を与える人物のことを指します。

世の中に大きな影響を与える人物といえば芸能人がまず思いつきますが、SNSが常識になった今、世の中に影響を与えることができるのは芸能人だけではありません。

一般人でもインスタグラムを駆使し、たくさんのフォロワーを抱えているインスタグラマーもいます。そのような人たちが世の中に与える影響も年々大きくなってきており、企業にマーケティングの一環として雇われることも多々あります。

むしろ一般人であるからこそ「親近感」がわき、より一般人に影響力のあるインフルエンサーに成長する可能性があるのです。

このようにインフルエンサーに協力してもらいマーケティングを行うことを「インフルエンサーマーケティング」と呼びます。

インフルエンサーに特定の商品や情報をSNSで通して流してもらうことで、宣伝を行うマーケティング手法です。


画像:Pixabay

インフルエンサーとのつながりは代理店を通じて行われる
インスタグラムのインフルエンサーは、基本的には一般人が多いので、なかなか企業が直接連絡をとって契約を行いづらいという背景があります。

そのため、多くの企業は代理店などの仲介業者を通じてインフルエンサーとの契約を行なっています。

インフルエンサーに仕事を依頼する時に重要なのは、フォロワー単価がいくらになるかということ。フォロワー単価とは掲載費用をフォロワー数で割ったものです。

代理店は、広告主のターゲットに合いそうなテイストのインフルエンサーを探し出し、マージンを乗せて企業にマーケティングの提案をします。マージンは代理店によってさまざまなため、同じインフルエンサーを起用しても、価格が同じとは限りません。

インフルエンサーマーケティングの失敗例とは?
インフルエンサーマーケティングはとても効果的な宣伝手段ですが、すべてが必ず成功するというわけではありません。

例えば、下記のような失敗が起こることも考えられます。

頻繁に起こることではないと思いますが、インフルエンサーが契約を守らなかったというケースです。

例えば、スナップチャットのインフルエンサーキャンペーンに起用されたインフルエンサーのルカ・サバト氏は、インスタグラムに最低4回投稿することと、ミラノとパリのファッションウィーク中に商品である「スペクタクル」を着用することで60,000ドル(約670万円)の契約を交わしていました。

サバト氏は前金として45,000ドル(約500万円)受け取っていたにも関わらず、契約を遂行しなかったということ。もちろんサバト氏は訴えられましたが、インフルエンサーに支払った費用だけの問題でなく、その時に行われるはずだったキャンペーンが行われなかったことは大きな痛手となったでしょう。

インフルエンサーの中にはニセモノもいる
インスタグラムのインフルエンサーとは、基本的にフォロワー数が多い人を指しますが、フォロワー数だけでは本当のインフルエンサーか確かめるのは難しいものがあります。なぜかというと、フォロワーやいいねは購入することができるからです。

こういう理由もあるため、企業や個人が直接インフルエンサーを起用するのは難しい側面があります。

インフルエンサーを見分けることが難しい場合は、代理店を通して契約した方が無難でしょう。

まとめ
インフルエンサーとは何者なのか、またインフルエンサーを起用する際に注意しなければならないことを説明しました。

良いインフルエンサーと巡り会えれば、その宣伝効果は計り知れません。この機会に、代理店を通してインフルエンサーマーケティングに挑戦してみるのはいかがですか?

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